ネットスーパー使い比べ——イオン・楽天西友・Amazonフレッシュの違い

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ネットスーパーを使い始めた理由

赤ちゃんが生まれて最初の3ヶ月間、ほぼスーパーに行けなかった。妻は授乳とねんね問題で手いっぱいで、自分が買い物に行こうとしても赤ちゃんを連れていくのは大変だし、置いていくと妻の負担が増える。Uber Eatsを使ってもいいが、1回の送料が400〜600円はかかって毎日だとバカにならない。

「スーパーの食材を宅配してもらえるネットスーパーにすればいい」という結論になって、手当たり次第に試してみることにした。住んでいるのは東京都杉並区。試したのはイオンネットスーパー、楽天西友ネットスーパー、Amazonフレッシュの3サービス。

イオンネットスーパー:安定感と品揃えが強み

対応エリアと配送

イオンのネットスーパーは、近くのイオンかイオンスタイルなどから配送される仕組み。自分の家から最寄りのイオンまで車で20分程度の場所にある店舗から配送されていた。配送時間帯は6枠(10〜12時、12〜14時など)から選べて、当日注文・当日配送も可能(注文締め切りは配送時間の3〜4時間前)。

配送料は330円(税込)。購入金額が5,000円以上だと無料になる。

品揃えの印象

イオンの店頭と同じ商品が並んでいるイメージで、品揃えはかなり広い。野菜・肉・魚・惣菜・お菓子・日用品まで一通り揃う。プライベートブランドのトップバリュ商品が豊富で、価格帯はスーパー水準。「牛乳1Lを2本と卵1パックと鶏もも肉800g」という普段のスーパーの買い物がほぼそのままできる。

特によかったのが惣菜コーナー。唐揚げ・春巻き・天ぷらなど惣菜を注文できるのはネットスーパーの中でイオンの強みだと感じた。育児中で調理が面倒なときに助かった。

使いにくかった点

  • アプリのUIが古くて重い。スクロールするたびに引っかかる感じがある
  • 商品の検索精度が低い。「鶏もも肉」で検索すると関係ない商品も混じる
  • 在庫が実際の店舗状況に依存するため、注文確定後に「〇〇は在庫切れでした」という連絡が来ることがある

在庫切れ問題は3回に1回くらいの頻度で何かしら代替品の連絡が来た。頼んだものが揃わないのは育児中の「今夜の食材がない」という状況には少しストレスになった。

楽天西友ネットスーパー:価格の安さが際立つ

配送エリアと料金

楽天西友ネットスーパーは西友の店舗から配送。配送料は390円(税込)で、10,000円以上で送料無料。イオンより最低注文金額や送料無料ラインが高い。

配送時間帯は4〜6枠程度で、当日配送はエリアによって可能。自分の住んでいる杉並区では当日配送に対応していた。ただし注文締め切りが早く(午前中に注文しないと当日は難しい)、イオンほど柔軟ではなかった。

価格の安さ

3サービスの中で最も価格が安い商品が多かったのが楽天西友。西友はもともとウォルマート傘下で価格競争力が強い。卵や牛乳、豆腐、もやし、冷凍食品など、日常的な食材がスーパーの中でも安い方。

楽天ポイントも使えるので、楽天カードを使っているなら実質さらに安くなる。楽天市場でよく買い物をしている人なら楽天西友は相性がいい。

気になった点

  • 野菜・魚の品揃えはイオンより薄い。特に鮮魚の種類が少なくて選べる幅が狭い
  • 産直・有機野菜などのこだわり品はほぼない
  • アプリは楽天市場と統合されているため、「スーパーの買い物」をしているのか「ネット通販」をしているのかわかりにくいUIになっている
  • 送料無料ラインが10,000円と高い(1回の買い物が1万円になかなかならない)

Amazonフレッシュ:便利さは最高、でも前提条件がある

Amazonフレッシュとは

AmazonプライムとAmazonフレッシュの月額料金(プライムは月600円 or 年5,900円、フレッシュ追加は月500円)が必要なサービス。ただしプライム会員ならフレッシュの利用資格は追加月500円なしで基本注文はできるケースもある(エリアによる)。

最低注文額は2,000円で、配送料は410円(Prime会員は購入金額次第で無料)。

実際の使い心地

UIがAmazonなので、慣れている人にとっては最も使いやすいかもしれない。検索がAmazonそのものなので精度が高く、「オーガニック卵」「無塩バター」など少し特殊な商品も見つかりやすい。

配送の速さは3サービス中で最速だった。朝9時に注文して14時に届いたことが何度もある。「当日午後に届く」という信頼性はAmazonフレッシュが一番高かった。

しかし使い続けなかった理由

Amazonフレッシュには対応エリアの制限がある。東京・神奈川・千葉・埼玉の一部地域のみで、自分の住んでいる杉並区の一部エリアは対応外だった。最初に試した1週間は問題なく使えていたのに、2週間目に突然「お届けできないエリアです」というエラーが出るようになった。Amazonに問い合わせたら「一部エリアはサービス提供外になる場合があります」という回答で、以後使えなくなった。

エリアの安定性という観点では、Amazonフレッシュは都市部でも使えないことがあるという点が弱点だ。

3サービスの比較表

項目 イオン 楽天西友 Amazonフレッシュ
配送料 330円(5,000円以上無料) 390円(10,000円以上無料) 410円(条件により無料)
最低注文額 なし なし 2,000円
当日配送 △(締め切り早め) ◎(最速)
品揃えの広さ
価格の安さ
鮮魚・産直の充実度
アプリの使いやすさ
エリアの広さ ◎(全国) ○(関東・九州他) △(都市部の一部)

鮮度についての正直な感想

「ネットスーパーの鮮度って大丈夫?」というのが使い始める前の不安だったが、結論から言うと普通のスーパーと変わらなかった。むしろ自分でスーパーに行って選ぶより、プロが選んで届けてくれる方が傷んでいることが少なかった気がする。

ただし「よさそうな魚を自分の目で選びたい」という楽しさはない。スーパーに行くこと自体が好きな人には向かない。

唯一気になったのがイオンの葉物野菜。届いたほうれん草が袋の中で少し黄ばんでいたことが2回あった。店員さんが鮮度チェックを厳しくしていない可能性がある。以後、葉物野菜はイオンではなく楽天西友で注文するようにした。

結局どれが一番よかったか

用途によって使い分けることが正解という結論になった。

  • 日常の食材まとめ買い(週1回):イオン → 品揃えの広さで全部揃う
  • 価格を抑えたい週:楽天西友 → 卵・牛乳・冷凍食品が安い
  • 急ぎの補充(今日の夕飯に足りないもの):エリアが使えるならAmazonフレッシュ

育児が少し落ち着いた現在は、イオンネットスーパーで週1回まとめ買いをするスタイルに落ち着いている。アプリのUIは古くて不満があるが、品揃えの安定感と全国対応のエリアの広さがやはり強い。

ネットスーパーは「スーパーに行く時間がない週」の補完として使うのが最もコスパよく使える方法だと感じている。毎回送料を払っても、月4回の移動コスト(交通費・ガソリン代・駐車場代)と時間を考えると十分元が取れる。

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