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宅配弁当を始めたきっかけ:自炊が完全に崩壊していた
去年の10月から在宅勤務がフルリモートになった。最初の2週間は「自炊しよう」と意気込んでいたのに、気づいたら朝はコンビニ、昼はUber Eats、夜は冷凍うどんという生活になっていた。
体重は2kgくらい増えていたし、夜中に炭水化物ばかり食べているせいで睡眠が浅い気がした。「何か変えなきゃ」と思ったときに、SNSで何度か目にしていた宅配弁当を試してみることにした。
まず試したのがnosh(ナッシュ)。1週間使ってみて、次の月に三ツ星ファームも試した。1ヶ月間、両方を並行しながら比較した記録を書く。
nosh(ナッシュ)を試した感想
初回注文から届くまで
noshはウェブかアプリで注文する。食事の制限(低糖質・低塩分)に特化していて、全メニューが糖質30g以下・塩分2.5g以下という基準がある。管理栄養士と料理家が監修しているとのこと。
初回は「10食セット」で注文した。1食あたり599円〜(プランと食数によって変動)。10食で合計6,480円だった。冷凍で届いて、段ボールの中にドライアイスが入っていた。冷凍庫にそのまま入れる。電子レンジ500W・5〜6分で食べられる。
味の評価
試した10食の中で、特に印象に残ったメニューを正直に書く。
- 「チキンのトマトソース」:◎。鶏肉がパサついておらず、ソースが本格的な味。冷凍弁当のレベルを超えていた
- 「和風おろしハンバーグ」:○。ハンバーグは普通においしい。大根おろしがちょっと少ない
- 「麻婆豆腐」:△。辛さが控えめすぎて物足りない。辛い食べ物が好きな人には向かない
- 「サーモンのカルパッチョ風」:◎。まさか冷凍弁当でこれが食べられるとは、という驚き
- 「明太子クリームパスタ」:○。パスタは電子レンジ調理の都合上若干もっちりしすぎるが、味は良い
全体的に「ちゃんとした定食屋の食事」という水準だった。コンビニ弁当と比べると明らかに上だし、Uber Eatsで1,200〜1,500円払っていたことを考えると、コスパは十分だと感じた。
量の問題
正直に言うと、量が少ない。1食あたりのカロリーが300〜500kcalで設計されているため、成人男性(自分の場合170cm・65kg)が食べると足りない。1食食べて1時間後にお腹が鳴った。
2食セットで食べるか、白ご飯を自分で炊いて合わせるかの対応が必要になった。noshはおかずのみで、ご飯は別の場合が多い。「健康的な量」を求めている人には合っているが、ガッツリ食べたい人には向かない。
三ツ星ファームを試した感想
三ツ星ファームの特徴
三ツ星ファームはnoshと同じく冷凍弁当の宅配サービスだが、「タンパク質重視・高タンパク低糖質」という方向性が明確。筋トレをしている人向けという印象があったが、普通の食事としても普通においしかった。
こちらも初回は10食セットで試した。1食あたり699円(初回限定価格は399円のキャンペーンがあった)。
noshとの比較
| 項目 | nosh | 三ツ星ファーム |
|---|---|---|
| 1食の価格(通常) | 599〜694円 | 699〜799円 |
| 1食のカロリー目安 | 300〜500kcal | 400〜600kcal |
| 量 | 少なめ | やや多め |
| 味の多様性 | ◎(50種以上) | ○(30種程度) |
| 管理栄養士監修 | ◎ | ○ |
| 定期購入の縛り | あり(最低4回) | あり(最低3回) |
| スキップの自由度 | ウェブで可能 | ウェブで可能 |
量についてはnoshより三ツ星ファームの方が満足感があった。特に肉系のメニューはボリュームがあって、これ1食で昼ご飯が完結できた。
一方、メニューのバリエーションはnoshが圧倒的に多い。毎週新メニューが追加されるシステムなので、飽き対策になっている。
冷凍庫問題:見落としていた盲点
宅配弁当を始めるにあたって全く考えていなかったのが「冷凍庫の容量問題」だった。
一人暮らしのうちの冷蔵庫は170Lクラスの一般的なもので、冷凍室は40Lくらい。10食セットのパッケージが届くと、縦20cm×横26cm×高さ6cmのプレートが10枚になる。これが冷凍庫の半分以上を埋める。
通常の冷凍食品(冷凍うどん・アイス)と共存させようとしたら入りきらなくて、一部を取り出すはめになった。毎週10食届けてもらうには、冷凍庫が専用になるくらいのスペースが必要だと気づいた。
解決策として、8食ごとに注文頻度を下げ、届く前日に冷凍庫をチェックして残りを確認してから注文するルーティンにした。
1ヶ月続けて「飽きるか」という問題
宅配弁当で懸念していたのが「同じメニューに飽きないか」だった。実際1ヶ月試した感想は「メニューが多いnoshは飽きにくい、三ツ星ファームは少し飽きてくる」だった。
noshは毎週新しいメニューが追加されて選べるので、2週間以上同じメニューを続けることがほぼない。三ツ星ファームはそれより種類が少ないので、3週間目あたりから「あ、これ先週も食べた」という感覚が出てきた。
飽きを防ぐためには、2社を交互に使うという手もある。ただしそれだと冷凍庫問題が倍になるので、現実的にはどちらか1社に絞った方が管理しやすい。
1ヶ月のコスト計算
10食×4回(月40食)を宅配弁当に切り替えたとして、1ヶ月の食費を計算した。
| 比較項目 | 宅配弁当(nosh) | Uber Eats中心の以前 |
|---|---|---|
| 1食あたりコスト | 599〜694円 | 1,100〜1,500円(配達料含む) |
| 月40食の合計 | 25,000〜28,000円 | 45,000〜60,000円 |
| 差額(月) | 約2〜3万円の節約 | |
食費は1ヶ月で2〜3万円節約できた。ただしUber Eatsの「注文してから30分で届く」という利便性は失った。「今すぐ食べたい」という緊急の状況には宅配弁当は対応できない。
向いている人・向いていない人
向いている人
- 自炊が面倒だが食生活を改善したい一人暮らし
- ダイエット・筋トレ中で食事管理をしたい人
- 調理する時間がなく、でも外食・Uber Eatsを減らしたい人
向いていない人
- ガッツリ食べたい人(量が少ない)
- 冷凍庫が小さい人(必ず確認してから始めること)
- 「今すぐ食べたい」という使い方が多い人
- 家族複数人分を毎日賄いたい人(コストが高くなる)
結論:noshを継続することにした
1ヶ月の比較の結果、自分はnoshをメインで継続することにした。理由は3つ。メニューが多くて飽きにくいこと、管理栄養士監修の栄養バランスへの信頼感、そして白ご飯と組み合わせると1食でちょうどいい量になること。
Uber Eatsで月5〜6万円使っていたのが、noshに切り替えて2.5〜3万円になった。食費は半減した。それでいて食事の質は上がっている、というのが1ヶ月を終えての正直な感想だ。
